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補助金・制度ガイド
福井県内 5 市区町村の記事です。下の一覧表またはプルダウンから自治体を選べます。
福井県の17市区町村のうち、 5市区町村 に生ごみ処理機の購入補助・助成制度があります(普及率 29% 、当サイト調べ)。
残り12市区町村には制度がありませんが、記事内で近隣の補助あり自治体や代替策も案内しています。
嶺南の一部は関西電力の管内です。ここでは北陸電力の単価で計算しています。標準的な乾燥式(島産業 キューブライト PCL-35)を週3回使うと、 電気代は年 4,222円 。脱臭フィルターなどの消耗品を足した年間の持ち出しは 8,182円 です(実効単価32.26円/kWh・2026年9月時点の概算)。
福井県で指定袋が有料なのは1市区町村。 大袋1枚の県内中央値は19円 (全国の中央値は42円)で、 全国より安め です。袋代がどれだけ変わるかは各市区町村の記事で試算できます。
福井県のオリジナルガイド
福井県17市町村のうち、生ごみ処理機の補助金がある5市町を上限額順に一覧化。美浜町だけ関西電力エリアという県内の飛び地構造、日本海側豪雪地帯ならではの処理機選び、ごみ袋事情まで、この1本でわかります。
福井県は17市町村のうち5市町(美浜町・南越前町・丹生郡越前町・越前市・勝山市)にしか生ごみ処理機の補助金がありません(導入率29%)。他県のガイド記事(静岡県20市町・新潟県20市町村)と比べても、そもそも制度を持つ自治体の数自体が少ないのが福井県の特徴です。母数が小さい分、比較表もコンパクトに収まります。
福井県ならではの事情は、もう一つ別のところにあります。美浜町だけ、県内で唯一関西電力の供給エリアに属しているという飛び地構造です。福井県は基本的に北陸電力の管内ですが、美浜町だけ例外的に関西電力エリアになっています。詳しくは「電気代」の節で扱います。
5市町すべてで上限額が確認できています(判定対象外なし)。
| 自治体 | 上限額 | 補助率 | 申請 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 美浜町 | 50,000円 | 2/3 | 購入前申請必須 | 県内唯一の関西電力エリア |
| 南越前町 | 50,000円 | 70% | 購入後申請 | 令和7年7月に拡充・先着順 |
| 丹生郡越前町 | 40,000円 | 2/3 | 購入前申請必須 | 町内販売店限定 |
| 越前市 | 30,000円 | 1/2 | 購入後申請・オンライン可 | 団体申請で加算あり |
| 勝山市 | 20,000円 | 1/4 | 購入後(実績報告一体) | 市内販売店限定・5年以内再申請不可 |
美浜町と南越前町が上限50,000円で並びますが、補助率は美浜町2/3・南越前町70%とわずかに異なり、購入前申請(美浜町)と購入後申請(南越前町)という運用の違いもあります。金額だけで選ばず、申請タイミングも必ず確認してください。
あわら市・永平寺町・福井市・今立郡池田町・小浜市・おおい町・大野市・鯖江市・坂井市・高浜町・敦賀市・若狭町の12市区町村には補助金がありません。
新潟県版と同様、福井県の12市区町村も公式サイトで確認できた限り、すべて「過去に制度があった形跡が見当たらない=そもそも制度が確認できない」に分類されます。廃止(かつて制度があって終了した)に該当する自治体は今回のデータでは1件もありませんでした。
例外的なケースとして、坂井市はごみステーション設置の補助制度自体はあるものの、家庭用生ごみ処理機の購入補助は対象外という、他の11市町村とは少し性質が違う「なし」です。
自治体ごとの詳細(代替策・近隣の制度あり自治体)は福井県で補助金がない市区町村一覧にまとめています。
制度がある5市町のうち、越前市・勝山市は「市」、美浜町・南越前町・丹生郡越前町は「町」です。一方で県庁所在地の福井市をはじめ、敦賀市・小浜市・鯖江市・坂井市という他の「市」には制度がありません。他県のガイド記事(新潟県版・静岡県版)で見られた「大都市はごみ処理施設の処理能力に余裕があり、生ごみ削減を補助金で促す必要性が低い」という傾向自体はおそらく働いていると考えられますが(自治体が公式にそう説明しているわけではなく、推測です)、福井県は制度がある自治体そのものが5市町と少ないため、明確な傾向というより個別事情の集合に近い可能性があります。
他県のガイド記事では「小規模な自治体ほど補助が手厚い」という傾向が見られましたが、そもそも福井県自体が全国的に見ても小規模な自治体が多い県で、越前市・勝山市のような「市」も含めてこの傾向がそのまま当てはまるとは言えません。断定はできませんが、これは福井県全体で住民のごみ減量が進んでいて、補助金という形で追加のインセンティブを強く用意しなくても済んでいる、という可能性も考えられます。
全国的に見ても、生ごみは家庭の可燃ごみ全体の3〜4割を占めるとされ、多くの自治体でごみ処理施設の処理能力が計画時の想定を超えつつあります。補助金を使うかどうかは「自分が得するかどうか」だけの話ではなく、施設の延命や更新コストの抑制という、行政運営を側面から支える行動でもあります。
「得だから使う」のではなく、「環境負荷を下げ、自分の街のごみ処理を持続可能にするために使う」という捉え方をすると、判定が「金銭では下がらない」自治体に住む人にとっても、導入の意味が見えてきます。
福井県は日本海側の豪雪地帯で、気候データ上も「冬季の屋外コンポスト運用は不向き」と明確に区分されています。
福井県で優先すべきは、電気式の室内乾燥処理、またはEMぼかしのような室内完結型の発酵処理です。乾燥式で処理すると水分が飛び、重量は公表値ベースで約8割減る(メーカー公表・機種による)ため、積雪で収集が乱れる時期でも臭いを気にせず溜め置きできます。
福井県は基本的に北陸電力の供給エリアですが、電力会社のデータでは美浜町だけ「関西電力」という登録があります。福井県17市町村のうち、美浜町だけが電力会社の異なる飛び地になっている計算です。
美浜町が関西電力エリアになっている理由は公式に説明されているわけではありませんが、美浜町は関西電力の原子力発電所(美浜発電所)が立地する自治体であり、関西電力との地域的なつながりが深いことが背景にあると考えられます(断定はできない推測です)。しかも美浜町は、補助上限50,000円で福井県内最高額(南越前町と同額)でもあります。
| 電力会社 | 対象 | 実効単価(燃調込み) |
|---|---|---|
| 北陸電力 | 美浜町以外の16市町村 | 32.26円/kWh |
| 関西電力 | 美浜町のみ | 32.03円/kWh |
差はわずか0.23円/kWhで、実質的にほぼ同水準です。「関西電力は安い」というイメージを持つ人もいますが、燃料費調整額を含めた実効単価で比べると、福井県内では北陸電力と大きな差はありません。
なお料金体系そのものは両社で異なります。北陸電力は契約アンペア数に応じた基本料金制(従量電灯B)、関西電力は最低料金制(従量電灯A・15kWhまでは定額522.58円)という違いがありますが、これは契約プラン全体の基本料金の話であり、生ごみ処理機を1台追加で使うことによる電気代の増分には直接関係しません。
美浜町にお住まいの方は「電力会社が違うから電気代も違うはず」と身構える必要はありません。静岡県版で扱った富士川の電源周波数境界(50Hz/60Hz)と同じく、県内の境界線としては話題性がある一方、実際の家計への影響はごくわずかという点で共通しています。
福井県のデータで有料化(手数料上乗せ)が確認できるのは、5市町中美浜町の1件のみです。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 有料化率 | 20%(5自治体中1) |
| 美浜町の単価 | 19円/枚(45L換算) |
| 他4市町 | 有料化一覧に記載なし(手数料上乗せなし) |
母数が5と小さいため「中央値」「ばらつき」を語れるほどの幅はなく、実質的に「美浜町だけ有料、他4市町は無料」という構図です。美浜町は補助上限も県内最高額(50,000円)である一方、ごみ袋も有料という組み合わせのため、5市町の中では生ごみ処理機導入による節約効果を最も体感しやすい自治体だと言えます。
裏を返せば、美浜町以外の4市町がごみ袋を無料のまま維持できているのは、行政が処理費用をごみ袋代に上乗せしてまで抑制する必要に迫られていない、つまり住民のごみ減量がすでにうまくいっていることの表れかもしれません(断定はできない推測です)。ごみを減らす努力が「ごみ袋が値上がりしない」という形で還元されている、と捉えると、補助金の有無だけでなくごみ袋の無料維持も含めて評価すべき指標と言えます。
福井県内では「購入前申請必須」の自治体(美浜町・丹生郡越前町)と「購入後申請」の自治体(南越前町・越前市・勝山市)が分かれています。購入前申請が必須な自治体で先に買ってしまうと、補助を受けられません。申請前の購入は絶対に避けてください。
豪雪地帯という福井県の気候と、県内の補助額のばらつき(20,000円〜50,000円)を踏まえると、以下が候補になります。
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一方、勝山市(補助率1/4・上限20,000円)は補助率そのものが低いため、高価格帯の機種を選んでも還元率は上がりません。PCL-35のような低価格帯機種のほうが「補助はおまけ程度」という前提に合います(勝山市の個別記事にも同様の指摘があります)。
新潟県版と同様、福井県も気候データ上「冬季の屋外コンポスト運用が不向き」と明確に区分されているため、屋外・底なし設置が前提のコンポスト容器(アイリスオーヤマIC-100・MATIMARUコンポスト57L)は、積雪期の数か月間は実質的に使えなくなる可能性が高く、通年運用を前提にした提案はできません。
一方、室内・ベランダでの使用を前提に設計されたROOFコンポスト(EMぼかし式)は、積雪の影響を受けにくい室内完結型です。福井県の非電動式(コンポスト等)の補助上限は自治体によって3,000円(勝山市)〜10,000円(丹生郡越前町・南越前町)まで幅があり、上限が高い自治体ではROOFコンポスト(4,980円)の価格の多くをカバーできます(越前市は個人単位では上限5,000円ですが、5人以上の団体申請なら加算で総額が上がります)。
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庭が無い・マンション住まいの人向け。3機種で唯一、室内やベランダでの使用を前提にした設計(防虫フィルター・消臭)。Amazon商品名に「助成金対象」と明記されている。
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結論として、福井県でも新潟県版と同様、屋外コンポストより電気式を優先し、堆肥化を試したい場合も室内型(EMぼかし式)に限定するのが、気候データに基づいた現実的な選び方です。
福井県は制度がある自治体自体が5市町と少なく、県庁所在地の福井市を含む12市区町村には制度がありません。制度がある5市町の中では、美浜町だけが県内で唯一関西電力エリアという飛び地構造を持つ点(ただし実際の電気代差はごくわずか)、そして日本海側豪雪地帯のため屋外コンポストが冬季に運用できない点が、福井県ならではの2つのポイントです。まずは上の比較表で自分の市区町村を確認し、該当自治体の個別記事で購入前申請の要否・販売店の指定有無を確認してから購入に進んでください。
タップしやすい大きめのメニューです。選ぶとすぐ下に要点が表示されます。
あわら市(補助なし)
あわら市には2026年5月時点で生ごみ処理機の補助制度なし。嶺北地方では越前市(電動式1/2・上限3万円)・南越前町(70%・上限5万円)に制度あり。補助なしでも乾燥式で問題解決できる。
おおい町(補助なし)
おおい町には2026年5月時点で生ごみ処理機の補助制度なし。若狭地方では美浜町(電動式2/3・上限5万円)に制度あり(購入前申請必須)。補助なしでも乾燥式で生ごみ問題を解決できる。
永平寺町(補助なし)
永平寺町には2026年5月時点で生ごみ処理機の補助制度なし。町のごみページでダンボールコンポストを啓発中。近隣は福井市(制度なし)・坂井市(制度詳細確認中)。
越前市
越前市は電動式上限3万円・コンポスト上限5千円の奨励金制度。5人以上の団体でコンポスト申請すると人数分の加算あり。電子申請にも対応。先着順のため年度前半の早め申請が安心。
高浜町(補助なし)
大飯郡高浜町には2026年5月時点で生ごみ処理機の補助制度なし。若狭湾沿いの隣町・美浜町は電動式2/3・上限5万円の制度あり(購入前申請必須)。補助なしでも乾燥式で問題解決できる。
今立郡池田町(補助なし)
福井県今立郡池田町には2026年5月時点で生ごみ処理機の補助制度なし。岐阜県に同名の池田町(揖斐郡)があるため混同注意。近隣の越前市は電動式1/2・上限3万円の制度あり。
坂井市(補助なし)
坂井市はごみステーション設置の補助制度はあるが、家庭用生ごみ処理機の購入補助はなし。越前市(電動式1/2・上限3万円)・南越前町(70%・上限5万円)が近隣で制度あり。
鯖江市(補助なし)
鯖江市には2026年5月時点で生ごみ処理機の補助制度なし。エコプラザ鯖江でダンボールコンポスト講座あり。近隣の越前市は電動式上限3万円の制度あり。
若狭町(補助なし)
若狭町には2026年5月時点で生ごみ処理機の補助制度なし。若狭地方では美浜町(電動式2/3・上限5万円・購入前申請必須)に制度あり。補助なしでも乾燥式で問題解決できる。
勝山市
勝山市はコンポスト1/2・上限3千円、処理機1/4・上限2万円。必ず市内の販売店で購入すること。5年以内に同世帯で補助を受けていると申請不可。
小浜市(補助なし)
小浜市には2026年5月時点で生ごみ処理機の補助制度なし。若狭地方では美浜町(電動式2/3・上限5万円)に制度あり。補助なしでも乾燥式で生ごみ問題を解決できる。
大野市(補助なし)
大野市には2026年5月時点で生ごみ処理機の補助制度なし。隣の勝山市はコンポスト1/2・処理機1/4(市内購入限定)の制度あり。補助なしでも乾燥式で問題解決できる。
丹生郡越前町
越前町(丹生郡)は2/3・電動式上限4万円と高水準。越前市(別自治体)とは異なる。購入前申請と町内販売店購入が必須条件。申請→見積書・通帳→交付決定→購入→領収書・写真が流れ。
敦賀市(補助なし)
敦賀市には2026年5月時点で生ごみ処理機の補助制度なし。嶺南地方で制度があるのは美浜町(電動式2/3・上限5万円)。補助なしでも乾燥式で臭い・重さ問題を解決できる。
南越前町
南越前町は令和7年7月の拡充で補助率70%・電動式上限5万円と福井県内でトップ水準に。購入後の申請方式で手続きも比較的シンプル。先着順のため年度前半の申請推奨。
美浜町
美浜町は電動式2/3・上限5万円と福井県内でトップ水準。ただし購入前申請が必須。申請→見積書等提出→交付決定→購入→完了報告書+領収書の順を守ること。
福井市(補助なし)
福井市には2026年5月時点で生ごみ処理機の補助制度なし。同じ福井県内では越前市(電動式上限3万円)・美浜町(電動式上限5万円)に制度あり。補助なしでも乾燥式で生ごみ問題を解決できる。
中部地方の補助金まとめ(上限額ランキング・導入率)を見る :中部地方の上限額が高い自治体と、制度のある自治体の割合を県ごとに比べられます。