補助金・制度ガイド

秋田県の生ごみ処理機補助金・助成金

秋田県内 10 市区町村の記事です。下の一覧表またはプルダウンから自治体を選べます。

秋田県の補助金普及状況

秋田県の25市区町村のうち、 10市区町村 に生ごみ処理機の購入補助・助成制度があります(普及率 40% 、当サイト調べ)。

残り15市区町村には制度がありませんが、記事内で近隣の補助あり自治体や代替策も案内しています。

秋田県で使うと、毎年いくらかかるか

秋田県は東北電力の管内です。標準的な乾燥式(島産業 キューブライト PCL-35)を週3回使うと、 電気代は年 4,356円 。脱臭フィルターなどの消耗品を足した年間の持ち出しは 8,316円 です(実効単価33.28円/kWh・2026年9月時点の概算)。

秋田県で指定袋が有料なのは5市区町村。 大袋1枚の県内中央値は36円 (全国の中央値は42円)で、 全国より安め です。袋代がどれだけ変わるかは各市区町村の記事で試算できます。

電気代の内訳と、地域より機種のほうが効く理由はこちら

秋田県のオリジナルガイド

秋田県で生ごみ処理機の補助金を使うなら|10市町村の金額比較と選び方

秋田県25市町村のうち、生ごみ処理機の補助金がある10市町村を上限額順に一覧化。東北2位の小坂町60,000円、日本海側豪雪地帯かつ冬季湿度も高いという二重の気候条件、電気代が全国3番目に高いエリアという事情まで、この1本でわかります。

この記事の内容

秋田県はどんな県か:制度がある自治体自体が少ない県

秋田県は25市町村のうち10市町村にしか生ごみ処理機の補助金がありません(導入率40.0%)。東北6県の中では中位(福島74.6%・宮城65.7%・岩手54.5%・山形48.6%・秋田40.0%・青森17.5%)に位置します(詳しい県別比較は東北地方の補助金ランキングを参照)。

母数が小さい分、比較表もコンパクトに収まりますが、電気式の相場は秋田・福島・岩手の3県が東北の中で横並びに高い(平均3万円前後)という特徴があり、秋田県も1件あたりの補助額は手厚めです。

秋田県 補助金額ランキング

10自治体のうち9自治体で電気式の金額、1自治体(藤里町)でコンポストのみの金額が確認できています。

秋田県 補助金額ランキング
自治体上限額対象補助率申請全国順位
小坂町60,000円電気式1/2購入後申請16/996
東成瀬村40,000円電気式1/2購入後申請101/996
湯沢市40,000円電気式1/2購入後申請101/996
井川町30,000円電気式─購入後申請167/996
美郷町30,000円電気式1/2購入後申請・オンライン可167/996
男鹿市30,000円電気式1/2購入後申請167/996
横手市25,000円電気式1/2購入前申請必須481/996
北秋田市20,000円電気式1/2購入前申請必須535/996
にかほ市20,000円電気式1/3購入前申請必須(先着制)535/996
藤里町4,500円コンポストのみ(電動対象外)1/2購入後申請電気式は対象外

秋田県トップは小坂町の60,000円(補助率1/2)で、東北6県の中では岩手県軽米町(70,000円)に次ぐ2位の高水準です。井川町・美郷町・男鹿市の30,000円グループも東北の相場(中央値25,000円)を上回っており、県全体として補助が手厚い部類に入ります。井川町は上限額のみが明記されており、補助率(パーセント表記)は公式ページに記載がありません。

補助金がない15市区町村

大仙市・鹿角市・由利本荘市など15市区町村には補助金がありません。うち能代市は令和3年度に実施していた制度のページが404で廃止済み、仙北市は平成22年度で制度が終了という2件の廃止事例が確認できています。秋田市は購入補助ではなく電動生ごみ処理機の無料貸出という別の仕組みを持っています。残り12件は「そもそも制度が確認できない」に分類されます。

自治体ごとの詳細は秋田県で補助金がない市区町村一覧にまとめています。

なぜ地域差があるか

秋田県は小坂町・東成瀬村・湯沢市という内陸・県南の自治体が上位を占め、県庁所在地の秋田市には制度がなく(無料貸出のみ)、由利本荘市・大仙市といった他の主要都市にも制度がありません。

行政が理由を公式に説明しているわけではないため断定はできませんが、小坂町・東成瀬村のような人口規模の小さい町村は、ごみ処理施設の維持コスト・搬送コストが1世帯あたりに重くのしかかりやすく、電動処理機による減量効果を手厚い補助で後押しする合理性があると考えられます(東北地方全体の傾向として知識記事「東北の補助金まとめ」でも同様の見立てを取り上げています)。

補助金を使う本当の理由

全国的に見ても、生ごみは家庭の可燃ごみ全体の3〜4割を占めるとされ、多くの自治体でごみ処理施設の処理能力が計画時の想定を超えつつあります。補助金を使うかどうかは「自分が得するかどうか」だけの話ではなく、施設の延命や更新コストの抑制という、行政運営を側面から支える行動でもあります。

秋田県の気候では「豪雪+高湿度」という二重の条件がある

秋田県は気候データ上「冬季の屋外コンポスト運用は不向き」と区分されているだけでなく、冬季湿度も高いという、東北の中でも特徴的な組み合わせを持っています(日本海側豪雪地帯)。

  • 日本海側の季節風による降雪が多く、屋外コンポストの開閉・攪拌が長期間できなくなる時期があります
  • 冬季の湿度が高いため、雪解け水や結露による生ごみの腐敗リスクにも他県より注意が必要です
  • 積雪でごみ収集が乱れる時期は、「収集日まで臭いを気にせず溜め置きできる」処理方法の価値が高くなります

秋田県で優先すべきは、電気式の室内乾燥処理です。湿度が高い分、室内でも生ごみが腐敗しやすい条件のため、乾燥式で水分を飛ばす処理方法が特に有効に働きます。

電気代:東北電力は全国3番目に高い水準

秋田県は東北電力の管内で、県内での電力会社の違いはありません。実効単価33.28円/kWhは、北海道電力(41.17円)・沖縄電力(38.78円)に次いで全国3番目に高い水準です。生ごみ処理機1台あたりの消費電力量自体は小さいため、月々の影響は数百円程度にとどまるとみられます。

ごみ袋事情:有料化率は東北の中で中間水準

秋田県のデータで有料化(手数料上乗せ)が確認できるのは、制度がある10自治体中5件(藤里町・美郷町・男鹿市・横手市・湯沢市)です。

ごみ袋事情:有料化率は東北の中で中間水準
項目数値
有料化率50.0%(10自治体中5)
単価の範囲33円〜50円/枚(45L換算)

東北の中では宮城(22.7%)より高く、山形(76.5%)より低い中間水準です。

申請方式の県内差

横手市・北秋田市・にかほ市は購入前申請必須です。先に買ってしまうと補助を受けられません。にかほ市は先着制のため、予算に達し次第受付終了となる点にも注意してください。一方、小坂町・東成瀬村・湯沢市・井川町・美郷町・男鹿市・藤里町は購入後申請でよく、手間が少なめです。美郷町はオンライン申請にも対応しています。

秋田県で選ぶなら(機種の目安)

秋田県の補助額のばらつき(4,500円〜60,000円)を踏まえると、以下が候補になります。

電気式のおすすめ3機種

秋田県で選ぶなら

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島産業 キューブライト PCL-35

島産業 キューブライト PCL-35

参考価格
¥21,780〜
満足度
4.00(2件)
生産国
海外製造

同方式内では価格帯が低く、コンパクト・一人暮らし向けの定番候補。

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島産業 パリパリキュー PPC-11

島産業 パリパリキュー PPC-11

参考価格
¥26,800〜
満足度
4.54(27件)
生産国
海外製造

コスパと定番人気を両立。本体は中国製造(設計・企画は島産業)。

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パナソニック MS-N53XD

パナソニック MS-N53XD

参考価格
¥78,169〜
満足度
4.50(31件)
生産国
日本製

大容量2kg・静音44dB。日本製が公式に確認できた数少ない機種。

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PCL-35(21,780円)は、北秋田市・にかほ市(上限20,000円)クラスで実質負担を抑えやすい入門機種です。

PPC-11(26,800円)は島産業パリパリキュー。25,000〜30,000円クラス(横手市・井川町・美郷町・男鹿市)に合わせやすいコンパクト機種です。

MS-N53XD(78,169円)は消耗品交換が不要(触媒交換なし)で日本製。小坂町(1/2・上限60,000円)なら約39,000円の補助が受けられ、実質負担を大きく圧縮できます。

処理容器という選択肢は秋田県では特に限定的

秋田県は気候データ上「冬季の屋外コンポスト運用が不向き」に区分されているだけでなく冬季湿度も高いため、屋外設置のコンポスト容器(アイリスオーヤマIC-100・MATIMARUコンポスト57L)は積雪期の運用に加えて腐敗リスクの面でも懸念が残ります。一方、室内・ベランダでの使用を前提にしたROOFコンポスト(EMぼかし式)は積雪・湿度どちらの影響も受けにくい室内完結型です。

藤里町(コンポストのみ・上限4,500円)はROOFコンポスト(4,980円)の価格にほぼ収まる補助枠です。

秋田県で処理容器を選ぶなら(室内完結型)

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ROOF コンポスト(発酵基材付き)

ROOF コンポスト(発酵基材付き)

参考価格
¥4,980〜
満足度
4.10(48件)
生産国
生産国未確認

庭が無い・マンション住まいの人向け。3機種で唯一、室内やベランダでの使用を前提にした設計(防虫フィルター・消臭)。Amazon商品名に「助成金対象」と明記されている。

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まとめ

秋田県は25市町村のうち10市町村に制度があり、トップは小坂町の60,000円(1/2)で東北2位。日本海側豪雪地帯かつ冬季湿度も高いという二重の気候条件があり、電気式の室内乾燥処理が特に有効な県です。まずは上の比較表で自分の市区町村を確認し、該当自治体の個別記事で購入前申請の要否を確認してから購入に進んでください。

一言アドバイス

秋田県内で補助金額が最も高いのは小坂町の60,000円(1/2)で東北2位。秋田県は日本海側豪雪地帯かつ冬季湿度も高いという、東北の中でも室内乾燥式が特に有利な気候条件を持つ県です。

住まいの市区町村を選ぶ

タップしやすい大きめのメニューです。選ぶとすぐ下に要点が表示されます。

市区町村一覧

  • にかほ市

    電動生ごみ処理機1/3・上限20,000円、コンポスト1/2・上限5,000円(1世帯2基まで)。購入前に相談・申請が必要。令和7年度は予算上限に達し受付終了。

  • 井川町

    電気式生ごみ処理機(乾燥式・バイオ式・ハイブリッド式等、方式不問)が1台あたり上限30,000円(1世帯1台)。購入日から1ヶ月以内に購入後申請、ディスポーザーは対象外。

  • 羽後町(補助なし)

    羽後町に家庭向け生ごみ処理機・コンポストの購入補助はない。

  • 横手市

    電動生ごみ処理機1/2・上限25,000円、生ごみ処理容器(コンポスト等)1/2・上限5,000円(100円未満切捨て)。購入・着工前に申請が必要。

  • 潟上市(補助なし)

    潟上市に家庭向け生ごみ処理機・コンポストの購入補助はない。

  • 五城目町(補助なし)

    五城目町に家庭向け生ごみ処理機・コンポストの購入補助はない。

  • 三種町(補助なし)

    三種町に家庭向け生ごみ処理機・コンポストの購入補助はない。

  • 鹿角市(補助なし)

    鹿角市に家庭向け生ごみ処理機・コンポストの購入補助はない。

  • 秋田市(補助なし)

    秋田市に家庭向け生ごみ処理機・コンポスターの購入補助はない(電気式生ごみ処理機は無料貸出のみ)。

  • 小坂町

    小坂町家庭用生ごみ処理器等購入費補助金。電動式は1/2・上限60,000円(1世帯1基)、非電動式は1/2・上限15,000円(1世帯3基)。購入後申請、電動式と非電動式の重複補助は不可。

  • 上小阿仁村(補助なし)

    上小阿仁村に家庭向け生ごみ処理機・コンポストの購入補助はない。

  • 仙北市(補助なし)

    仙北市に家庭向け生ごみ処理機の購入補助はない(平成22年度で終了)。

  • 大潟村(補助なし)

    大潟村に家庭向け生ごみ処理機・コンポストの購入補助はない。

  • 大館市(補助なし)

    大館市に家庭向け生ごみ処理機・コンポストの購入補助はない。

  • 大仙市(補助なし)

    大仙市に家庭向け生ごみ処理機・コンポストの購入補助はない。

  • 男鹿市

    電気式生ごみ処理機1/2・上限30,000円、コンポスト化容器1/2・上限5,000円、EMバケツ1/2・上限1,000円。令和7年4月1日〜令和8年3月31日の購入分が対象、購入後申請。

  • 東成瀬村

    生ごみ処理機(電動)1/2・上限40,000円、コンポスト容器1/2・上限5,000円(いずれも1世帯1基)。購入後申請、令和8年4月1日〜令和9年3月31日が申請期間。

  • 湯沢市

    電気式生ごみ処理機1/2・上限40,000円(再エネ電気料金プラン加入者は67%・上限53,000円)、非電動式コンポスト容器等1/2・上限5,000円(再エネプラン加入者は67%・上限6,500円)。購入後申請、ディスポーザーは対象外。

  • 藤里町

    一般廃棄物減量化推進事業補助金として、生ごみ処理容器(コンポスト)が1/2・上限4,500円(1世帯1個まで)。購入後申請、電動生ごみ処理機は対象外。

  • 能代市(補助なし)

    能代市に家庭向け生ごみ処理機・コンポストの購入補助はない(過去の補助金ページは廃止済み)。

  • 八峰町(補助なし)

    八峰町に家庭向け生ごみ処理機・コンポストの購入補助はない。

  • 八郎潟町(補助なし)

    八郎潟町に家庭向け生ごみ処理機・コンポストの購入補助はない。

  • 美郷町

    生ごみ処理機1/2・上限30,000円(1世帯1台)、コンポスト容器1/2・上限5,000円(いずれも100円未満切捨て)。購入後申請、オンライン申請も可能。

  • 北秋田市

    北秋田市ゼロカーボンハウス推進補助金の一部として、電気式生ごみ処理機が1/2・上限20,000円(1世帯1基まで)。購入前に申請し、交付決定後に購入する必要がある。

  • 由利本荘市(補助なし)

    由利本荘市に家庭向け生ごみ処理機・コンポストの購入補助はない。

東北地方のほかの県も見る

東北地方の補助金まとめ(上限額ランキング・導入率)を見る :東北地方の上限額が高い自治体と、制度のある自治体の割合を県ごとに比べられます。