都道府県別ごみ排出量ランキング2026【最新】少ない県・多い県はどこ?

1人1日あたりのごみ排出量を都道府県別に比較。少ない県1位は長野県(約800g)、多い県1位は福島県(約968g)、全国平均は851g。あなたの県の位置づけと、排出量が多い地域ほど生ごみ処理機の助成金が手厚くなる関係もあわせて解説します。

この記事の内容

はじめに

1人1日あたりのごみ排出量が少ない県の代表は長野県・沖縄県・奈良県、多い県の代表は福島県・青森県・秋田県だ。総排出量だけを比べると人口の大きい県が上位に寄りやすいので、ここでは1人1日あたり排出量を主軸にする。環境省の廃棄物処理に関する統計などを再整理した県別ランキング(令和5年度系をベースに2026年4月時点で社内集計)をもとに、ワースト側とベスト側の例を同じ記事で整理する。個別の公式数値は必ず最新の環境省統計と各自治体の公表で確認してほしい。

1. 指標の前提

  • 総排出量: 人口規模の影響が大きい。県の「規模の大きさ」がそのまま出やすい
  • 1人1日あたり排出量: 生活行動、分別・収集の仕組み、統計上の定義の差が見えやすい
  • 本稿は後者を主軸にする

2. 全国平均の目安

北海道・東北エリアのブロック調査では、全国平均を約851g(1人1日あたり・令和5年度系)として対比している。以下のランキングは、この平均を前後するかどうかの目安にも使える。

3. 1人1日あたり排出量が「少ない」県(掲載順)

順位1人1日あたり排出量(目安)
1長野県約800g前後
2沖縄県約792g
3奈良県約811g
4鳥取県約812g
5滋賀県約815g

4. 1人1日あたり排出量が「多い」県(掲載順)

順位1人1日あたり排出量(目安)
1福島県約968g
2青森県約967g
3秋田県約957g
4宮城県約923g
5北海道約912g

※ 同一資料内でも集計定義・元データの扱いにより、数値と順位の見え方が変わる。県によっては別年度・別指標では順位が入れ替わりうる。

5. 少ない側に共通しやすい要素(整理)

  • 分別ルールが住民に浸透している
  • ごみ減量が生活習慣として定着している
  • 自治体の周知・回収運用が比較的安定している

いずれも地域条件が異なるため、単純な因果の断定は避ける。

6. 多い側に言及されやすい要因(仮説)

地域リサーチで繰り返し指摘される要因は次のようなものだ。いずれも仮説として扱い、個別県の公式説明や統計の内訳で裏取りする。

  • 寒冷地・多雪地域では、保管や収集の運用負荷が高くなりやすい
  • 食文化(魚介・農産物由来の残渣など)の影響が議論に上がることがある
  • 地域インフラや人口密度の違いで収集効率が変わる

「多い=減量の伸びしろがある」と捉える向きもあるが、それだけで県を評価することはできない。

7. ランキングの読み方で注意したいこと

  • 「少ない県=すべての面で優れている」「多い県=悪い」とは言い切れない
  • 人口密度、観光流入、事業系ごみの扱いで数値がぶれる
  • 県平均では見えない市区町村差が大きい場合がある
  • 分別区分や統計定義の差が、県同士の比較を難しくする
  • 単年の値だけでなく、複数年度の傾向を見たほうがよい場合がある

8. 排出量の多い地域ほど、生ごみ処理機の助成金は手厚い

ごみ排出量の県別の差は、そのまま生ごみ処理機の補助金・助成金の手厚さにもつながっている。排出量が多い東北・北海道では、処理コストを抑えたい自治体側の動機が強く、上限3万円クラスの制度が並ぶ。岩手県軽米町の上限10万円のような突出した例も、この文脈で出てくる。

一方、排出量が少ない長野県・沖縄県などでは、金銭的な補助よりも分別・自家堆肥化の普及に重点が置かれる傾向がある。

ただし制度は市区町村単位なので、県の順位だけで有無は判断できない。自分の自治体に制度があるかは次のページから確認してほしい。

9. まとめ

多い県と少ない県を並べると、全国平均(目安 約851g)からどれだけ離れているかが把握しやすい。ランキングは、ごみ減量の議論や生ごみ処理機検討の出発点として使い、優劣の断定は環境省の最新統計と各自治体の公表に委ねるのがよい。

一言アドバイス

総量ではなく1人1日あたりで比較すると生活・制度の差が見える。多い・少ないは単年値だけで優劣を決めない。

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